美容鍼・妊活・女性疾患
愛知県一宮市の鍼灸ハリゴコチ

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②敏感肌と女性

こんにちは!

愛知県一宮市九品町
鍼灸ハリゴコチ院長の近藤です!

秋分の日も迎え、だいぶ涼しくなりましたね。
あれだけ毎日働き続けたエアコンも気づけばシーンとしています。
今年も私達を守ってくれてありがとう

そいえば、学生時代は意地でも冷房使いたくなかったな
なんて思い出しています。笑
(扇風機でやり過ごしている、という謎の自慢をしてました。笑)

敏感肌と〇〇の付き合い方

前回は敏感肌と乾燥についてお話しましたが

↓まだの方はこちらから!↓
https://harigocochi.com/1073/

今回は敏感肌と年齢、月経についてお話します。

思い返してみてください。
生理前ってお肌が荒れやすくなったり、
いつもは普通に使える化粧品がなんだか痒く感じたり

年齢と共に使える化粧品が限られてきたり

出産したらお肌質が変わったり
そんな風に感じたことはありませんか?

私はまさに、「生理前にお肌が敏感になる」タイプです。
生理前、生理中もかな。
ちょっとした吹き出物は生理前の合図だし
使っている化粧品は時々痒く感じます。

それは女性ホルモンの働きが影響しているといわれています。
この女性ホルモンの働きは変えることができませんが、それぞれのシーンに合わせた対処をおこなうことにより、敏感肌や乾燥肌の悪化を防ぐことに繋がります。
毎月訪れる女の子の大切な日。
そして年齢と共に変化する新たな私。
敏感になったじぶんもじぶん。今の自分にしっかりと合わせたスキンケアを心がけましょう。

<生理前・生理中>
月に一度やってくる生理。お腹の鈍い痛みやPMS(月経前症候群)などに悩まされている方もいる一方、敏感肌の方はホルモンバランスの崩れから、さらにお肌が敏感になり、少しの擦れでもお肌が赤くなる、かぶれる、化粧水を変えていないのに乾燥が気になるなどの悩みが増える場合があります。
中でも「卵胞ホルモン(エストロゲン)」は、排卵を促進させるホルモンでお肌や髪の生成に役立っています。これが生理前や生理中には減少することで、水分保持が低下し乾燥を引き起こすため生理前や生理中はいつも以上に保湿ケアが必要です。そして「黄体ホルモン(プロゲステロン)」は排卵後(生理前)に増えるのですが、これがお肌のバリア機能低下を招きます。皮脂を過剰に分泌し、毛穴のつまりや吹き出物をできやすくします。
さらにメラニン色素の生成も盛んになるため、紫外線対策はこの時期さらにしっかりと行う必要があります。

※生理前・生理中はできるだけお肌に刺激を与えないようにしましょう。
※この時期に新しい化粧品を使いはじめるのはさけるようにしましょう。

<妊娠・更年期>
妊娠中や更年期の時は、月経周期と同じように女性ホルモンの影響を大きく受ける時期です。そのため、体調が良かったり悪かったり、またそれに伴いお肌の状態も良くなかったり、逆に敏感肌になってしまったりすることもあります。
体調がすぐれなかったり、お肌の状態が良くない時には、ストレスをためないよう、リラックスの時間をとり、しっかりと休息しましょう。
敏感肌になっている時には、低刺激性の化粧品を使用し、お肌をいたわってあげましょう。刺激を減らすため、除毛などの摩擦も避けるとよいでしょう。

<敏感肌と加齢変化>
年齢を重ねるとともにお肌の悩みが増えたと感じたことはありませんか?
皮膚の老化は自然老化と光老化に分けられます。
自然老化は加齢に伴い誰でも起こるもので、お肌のハリや弾力に関わる真皮のコラーゲンやエラスチンが徐々に減少します。一方、光老化は長年紫外線を浴びつづけたことによって起こるもので、コラーゲンやエラスチンの著しい減少によってしわができたり、メラニン産生が高まることによるしみの目立ちなど、見た目の変化が大きい老化です。
全身の中でも特に紫外線を浴びている顔は光老化の影響が最も出やすい部位です。光老化は紫外線を防ぐことで予防することができますので、サンスクリーン剤を塗って紫外線からお肌をまもりましょう。

また、加齢によって皮脂分泌量が減少するためお肌はより乾燥しやすくなり、バリア機能が低下します。
このため若いときよりもお肌が敏感になったと感じることもあるでしょう。
敏感肌の方はハリのなさやしわなどの加齢変化が健康なお肌の方と比べて若いうちから気になりやすいとも言われています。敏感肌はバリア機能が低下しているため外からの刺激を受けてお肌のなかで炎症が起こりやすい状態です。慢性的な炎症はお肌の加齢変化につながりやすくなります。
バリア機能に着目したスキンケアをしっかりとおこなって、若々しいお肌を保ちましょう。